■ /etc/security/limits ★最大値:1Gバイト(デフォルト) limits はシステムのメモリなどのリソースをユーザごとにソフト的に制限 する設定ファイルです。 limits 内で fsize のパラメータがファイルサイズの制限となっています。 default: fsize = 2097151 core = 2097151 data = 262144 rss = 65536 stack = 65536 nofiles = 2000 fsize のデフォルト値は 2097151ブロック(1ブロックは512バイト)なので 1Gバイトとなります。 以下のように設定することで、limits での制限を解除することができます。 設定ファイル変更後はシステムをリブートしてください。 root: fsize = -1 http://publib16.boulder.ibm.com/doc_link/Ja_JP/a_doc_lib/files/aixfiles/limits.htm ■ JFSのラージファイル使用可能設定 ★最大値:JFS=2Gバイト(デフォルト) AIXで利用できるファイルシステムタイプである JFS(ジャーナルファイル システム)にはラージ・ファイル使用可能なる設定項目があります。 ラージ・ファイル使用可能設定を有効にしていないJFS上では2Gバイトまでの ファイルしか作成できません。 デフォルト(オプション指定なし)では、ラージ・ファイル使用可能設定が 無効になっているので、以下のオプション(-a bf=true)をcrfsコマンドに 指定して、ファイルシステムを作成しましょう。 ちなみに、ファイルシステムを作成後にラージ・ファイル使用可能設定は 変更できないので要注意です。 crfs -v jfs -a bf=true -d mylv -m /mnt/myfs http://publib16.boulder.ibm.com/doc_link/Ja_JP/a_doc_lib/aixbman/admnconc/fs_types.htm#a0fff6b1832vick ■ JFS/JFS2の仕様 ★最大値:JFS=64Gバイト、JFS2=16Tバイト AIXで利用できる JFS と JFS2(拡張ジャーナルファイルシステム)では それぞれのファイルシステムの機能としてファイルサイズの最大値が定められ ています。 http://publib16.boulder.ibm.com/doc_link/Ja_JP/a_doc_lib/aixbman/admnconc/fs_types.htm#jfs_under